100万円以下のオススメ中古車[フォルクスワーゲン編]

100万円で買える中古車、それも輸入車と聞くと、どんなクルマを想像しますか?

それこそボロボロに朽ちて、いつ止まっても不思議ではないクルマか、はたまたすでに動かず、パーツを取るためだけのクルマとか…。いずれにしてもとんでもない状態を思い浮かべたのではないでしょうか?

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しかし、100万円あったら…………実はフォルクスワーゲンの認定中古車が買えてしまうのです。もちろん国産車からも様々な車種を選べるのですが、日本で好評のドイツ車の実力を試しに味わってみてはいかがでしょうか?

・ニュービートル

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スッキリとしたデザインが主流のフォルクスワーゲンのラインナップの中で、最も異彩を放つルックスをもつ「ニュービートル」。

前身となる「タイプ1」をモチーフにしていますが、「タイプ1」が車体後方にエンジンを積んでいたのに対し、「ニュービートル」では車体前方へ搭載したことで、4名ぶんの乗車定員と実用的な荷室が確保されています。

2005年と2008年に小改良を受けており、2008年には全車に6速ATを採用。燃費を考えると、2008年の改良後のモデルを狙いたいところではあります。

・ポロ

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コンパクトカーの魅力のひとつに、その機動性の高さが挙げられます。小さなボディは道を選ぶことなく縦横無尽に駆け回り、軽い車体は小さなエンジンでもキビキビ走り、燃費も良好。まさに、日常生活の足としては最適なクルマであります。

現代のコンパクトカーは実用性も高いく、代表格ともいえる「ポロ」は全長:3915mm、全幅:1665mmと小さなボディながら、日常生活には十分な荷室をもち、後席は6対4分割可倒機能も備えているため長尺物も積めます。

・up!

 

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日本には「軽自動車」という独特なクルマが存在します。ボディサイズやエンジンの排気量には制約があるのですが、その分、普通車にはない優遇を受けられることから人気を集めています。

そんな軽自動車が席巻する市場に、果敢にも殴り込みをかけたのが「up!」。

ボディサイズは3545mm×1650mm×1495mm、エンジンは1.0L 直3を搭載するなど、一回り大きな余裕がポイント。それはガッチリとした走りにも繋がり、デビュー当時は軽自動車を脅かす“黒船”として話題を呼びました。

ただ、5速ASGの独特な変速フィールは好みが分かれるところ。購入の際は要チェックです。ピタリとはまればホットハッチのような活発な走りを楽しませてくれます。

(今 総一郎)