脇阪寿一選手、ネッツトヨタ東京から86/BRZレース参戦を発表!

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Vitz レース関東シリーズに参戦するのは水谷大介さん。Vitzレースでは数え切れない栄光を手にしている水谷さんは、お台場のMEGA WEBではVitzレンジャーとして知られているVitzマイスターです。

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とにかく参加台数の多いVitzレース。ただ速いだけでは勝てないのだそうです。

「多分、1台だけでタイムアタックをやれば僕は速い方になると思うのですが、レースとなるとそれだけでは前に行けません。特に富士のようなコースではスリップストリームを使って前に出てくることも出来るので、中盤クラスの方がトップ集団まで追いつくようなこともザラです。駆け引きが重要で、とにかく予選から勝負が始まっているのでメンタル面でも強くないといけません。そのためにも日々のトレーニングは欠かせません」

体脂肪率が5%とという水谷さん。脇阪さんなども含めて、レーシングドライバーはアスリートなのです。

特に入門レースとしても機能しているVitzレース、水谷さんはこれからレースを始める方に一言をいただきました。

「Vitzレースはとにかく出場者全員が和気あいあいとしていて、レースが終わればとても仲がよいのが特徴です。初めて参加される方にも気軽に声をかけていただければ、アドバイスなども惜しみません」

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ネッツトヨタ東京チームのゼネラルマネージャーである塚越富夫さんは、ネッツトヨタ東京がナンバー付き車両によるレースにこだわる理由をこう語ります。

「ネッツトヨタ東京のような販売店はお客様との接点です。そこが行うレースですから公道を走れるクルマでレースもできるということを見せていきたい。クルマを楽しむ文化をもっと広く知ってほしい」

ネッツトヨタ東京では今回の参戦を通じて成績ではなくクルマの楽しさを追求したいということで、脇阪さんなども参加してのドライビングレッスンや店舗イベントも企画するとのことです。

特にドライビングレッスンなどではサーキットのスポーツ走行だけではなく、街中も楽しく走ることが出来るような安全の面や車庫入れなどのテクニック面も重視して企画を進めていくとのこと。

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レース活動によって、お客様とのクルマを通じた交流を目指そうというネッツトヨタ東京の姿勢がはっきりと見えてくるような体制発表会でした。

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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