VWの違法プログラム、ガソリンエンジンも対象か? CO2排出でも問題に?

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問題の詳細については、公式発表されていませんが、新たに発覚したCO2排出量についての問題は、主にディーゼルエンジンを対象としているといいます。すなわちガソリンエンジンも含む、約80万台が対象となることがアナウンスされました。

フォルクスワーゲンのスキャンダル、ディーゼルにとどまらず問題が拡大していく模様ですが、こうした発表がなされるということは自浄作用が働いているともいえそう。いずれにしても、詳細な続報が待たれます。

なお、このCO2排出量の問題の解決にかかるコストは20億ユーロを見込んでいるということです。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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