手軽に防犯システムを構築できるようなユニークなデバイスもあります。それは「センサースイッチコントローラー SWC295」。どういうものかというと、駐車中でもドップラーセンサーが反応すると、一定時間12V電源を出力するという装置なんですね。たとえば、市販のドライブレコーダーを接続させれば、不審者を検知したときだけ作動する防犯カメラにすることができます。また、防犯ランプや防犯アラームを接続すれば、不審者に対して警告することも可能になるというわけです。こちらは1万1800円(税別)。
バンパー等に埋め込んだ超音波センサーによって、障害物との距離が近づいたときに音や距離表示モニターで警告してくれる「コーナーガイドセンサー CGS252/CGS282シリーズ」も1万4800円〜(税別)で発売されています。
また最近は純正でリヤビューカメラがついているものの、カーナビは市販のものをチョイスしているという車両も多いと思いますが、そんなクルマでカメラの映像をナビのモニター画面に映すための接続アダプター「RCAシリーズ」や、外部入力端子のない純正ナビに、スマートフォン、地デジ放送、DVDなどの映像を入力するためのビデオ入力ハーネス「VHIシリーズ」、純正ナビの映像をリヤシートに増設した市販モニターなどに映すことができるビデオ出力ハーネス「VHOシリーズ」、スマートフォンの映像や地図などを、HDMIからRCAに変換して、ナビやモニターに出力する「HDMIアダプター HDA433」といった、もともとは互換性のない既存のデバイス同士をつないでくれる便利なハーネス類も展示されています。
参考出品ですが、デジタルカメラ&モニターなどは将来活躍しそうな技術を使ったものです。現在の車載カメラはNTSCというアナログ方式で撮影してモニターに表示しているんだそうですが、これはデジタル信号を処理して表示します。画質がいいほか、スクロールできたり、将来的には画像処理によって歩行者を検知したりする技術にも応用できる可能性があるなど、活用が期待されるものだそうです。