ここでコンセプトIAAの車体変形による効果を説明します。フロントバンパーとフロントフラップが延長することで、フロントエンドの周囲の空気流と前輪アーチを改善することができます。
アクティブリムは、55ミリメートルからゼロへのカッピングを変えます。そして、フロントバンパー内のルーバーは、背面に60ミリメートルを移動して足回りの空気の流れを改善することが可能。
しかも、これらの車体変形は、インパネのボタンを操作するだけ、もしくは時速80km以上で自動的に作動させることができる、ということです。
メルセデス・ベンツによると、
メルセデス・ベンツ「コンセプトIAA」は、ボタンに触れるだけで、または自動的に毎時80キロの速度に到達すると、その名の通り、インテリジェントな空力自動車として、美しい4ドアのクーペが、空気力学を追及したスタイルに変身することができる
また、
コンセプトIAAで実行された開発手法は自動車業界で起こっている技術開発の次世代デジタル化を例示しています
と説明しています。
(山内 博)