それもその筈、当時同車を開発したトヨタ関係者のアドバイスを得ながら開発が進められているのです。
1966年10月、台風が接近する中、平均時速206kmで1.6万kmを72時間連続走行するスピードトライアルにおいて、13もの世界記録を樹立したトヨタ2000GT。
当時そのチームリーダーを務めた細谷四方洋(しほみ)氏もその一人。
細谷氏の強い要望で、優れた空力特性を生み出したボディ・デザインを徹底再現、トヨタ2000GTの誕生日となる1965年8月の試作初号車の完成から50周年にあたる2015年8月14日に今度は直6エンジンを搭載した2000GTを発表。
発表当日には当時トヨタ2000GTのエンジン開発を担当した高木英匡氏の姿も。
直列6気筒3.0Lの「2JZ-GE」エンジンを搭載しており、販売価格は1,980万円。
今後もインジェクション仕様に加えてソレックス仕様、ターボ仕様などのバリエーション展開を計画している模様。
故、野崎喩(さとる)氏による流麗なボディ・デザインがトヨタ自動車のお膝元、愛知の「ロッキーオート」の技術力により50年ぶりに精密に再現され、更には現代の技術を取り込んで快適なドライブが可能な「トヨタ2000GT」が蘇ったという訳です。
■ロッキーオート Webサイト
http://www.rockyauto.co.jp/
http://ameblo.jp/rockyauto/entry-12063205905.html
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【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/08/27/323726/