燃費リッター41.1km! トヨタ2000GTがアクアの技術で現代的に蘇った!

外板から細部パーツに至るまで実車をくまなく3D測定、複数台の測定値を平均化するなど、より正確なボディデータを元に当時の流麗なデザインを精密に再現することに。

Rocky_Auto_TOYOTA_2000GT(出展 Rocky Auto)

モックアップの製作、樹脂型取りを経てパーツの製作が進められ、パワートレインには何と、「アクア」のハイブリッドシステム「THS-II」を採用。

同社開発によるオリジナルモデル「RHV」として商品化に漕ぎ着けました。

今年5月には軽量ボディ+ハイブリッド+良好な空力特性を存分に発揮、新東名高速道路で実燃費41.1km/Lを記録したと言います。

マグネシウム・ホイールのデザインもオリジナルから型取りして再現する凝りよう。

Rocky_Auto_TOYOTA_2000GT

もはやその外観は本物と見紛う程の完成度を誇っています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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