「ヤマハ E-Vino」ホンキの電動スクーター発売

さて、コスト面ではどうでしょう。

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一回の充電はおよそ14円とのことですから、実用走行で14km走ったら1円/1km。ガソリンスクーターの燃費が実用でリッター30kmとすれば(ガソリン1リッターを150円として)、5円/1km。おそらくランニングコストは電気の方が確実によさそうです(ただし、燃料タンクは半永久、電池にはある程度の寿命はあります)。

20150729YamahaE-Vino_04現在、電動スクーターの補助金は最大2万円。書類申請のみで大丈夫とのこと。Vinoガソリンが18万9000円(税抜き)に対し、E-Vinoは19万9000円(税抜き)と1万円差となります。

燃料代で元を取る計算をすれば、1kmで4円儲かるので、1万円稼ぐのに2500km走ればいい計算ですが、それよりも静かだったり、臭いがなかったりといったメリットのほうが現実的ですね。

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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