電動化の波は二輪車にも。「e‐バイク」普及を目指し4社が連携へ

ホンダ、ヤマハ発、スズキ、カワサキの二輪4社が「e-バイク」の普及に向け、バッテリーや充電設備の規格統一などで近く協議会を立上げるそうです。

新聞報道などによると、海外市場では環境規制強化の影響で二輪においても電動化が進んでいるようで、開発競争が世界的に激しくなるなか、4社は連携することで国際規格作りで主導権を握り、販売拡大に繋げる狙いが有るようです。

「e-バイク」では先行してホンダとヤマハ発動機がE-Vinoを使った協業を進めているようですが、4社による協業は今回が初となり、電動化の波は四輪車に留まらず、二輪車にも押し寄せつつあるようです。

Avanti Yasunori・画像:HONDA. YAMAHA)

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YAMAHA E-Vino
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HONDA PCX ELECTRIC
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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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