価格250万円のインプレッサハイブリッドがスバルのフラッグシップを超えた点とは?

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さて、ハイブリッドカーというと、ともすれば燃費性能を最優先にしていると思いがちですが、ガソリン車よりも太いタイヤを履くために、フェンダーモールをつけている姿を見れば、インプレッサのハイブリッドが燃費を第一に開発されているわけではないことが見て取れます。

ハイブリッドという言葉に引っ張られることなく、「インプレッサ」や「スバル・ボクサー」といったキーワードから想像される走りへの期待値を、とくに日常領域において高めたのが、インプレッサ スポーツ ハイブリッドです。 その代表的なシーンがアクセルペダルを軽く踏み込んだときのスムースな加速性能であり、またアイドリングストップからの再始動といえましょう。

ところで、2013年にクロスオーバーのXV、2015年に5ドアのインプレッサ スポーツにハイブリッドが登場したということは、流れ的には4ドアセダンのインプレッサG4にもハイブリッドの追加を想像したくなりますが、セダンのハイブリッドは考えづらいといいます。

理由は、ハイブリッドの重要部品であるニッケル水素バッテリーにあります。

ラゲッジフロア下に敷き詰めるように置かれたハイブリッド用バッテリー、その大きさもさることながら、生産ラインでこれを収めるには十分な開口部が必要で、現時点ではセダンにバッテリーを搭載することは生産技術的に難しいということです。

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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