ボルボが32年ぶりに日本にディーゼルを導入! 気になる価格、燃費は?

ボルボが日本で32年ぶりに導入するディーゼル搭載車は、V40(クロスカントリー含む)、S60、V60、XC60。

20150708VOLVO D4_062

エンジンは「D4」と命名された1968cc(2.0L)で、上記4モデルに搭載されます。

20150708VOLVO D4_031

エンジン型式は「D4204T14」、直列4気筒DOHC16バルブディーゼルターボにより、190ps/4250rpm、400Nm/1750-2500rpmを発揮し、ガソリンのT5と同じく、アイシンAWとの共同開発となる8速ATとの組み合わせ。

20150708VOLVO D4_112

なお、ディーゼルの「D4」エンジン搭載車は、すべて前輪駆動のみで、技術的な詳細は別記事に譲りますが、アドブルーの補給などのユーザーの手間を必要とせず、日本のクリーンディーゼルをクリアしています。

気になる燃費は、V40クロスカントリーが21.2km/h、S60が20.9km/L、V60が20.2km/L、V40が20.0km/L、V60クロスカントリー(日本未導入)が19.5km/L、XC60が18.6km/L。車種や車両重量によって差はありますが、概ね20km/L前後というところです。

ボルボはフォードの傘下から離れてから、「DRIVE-E」と呼ぶパワートレーン戦略を掲げており、同ディーゼルエンジンはガソリンと同じ生産工程で製造され、共通部品は25%、類似部品は50%、異なる部品が25%となっていて、高効率化が図られています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる