●シャトル・カローラフィールダー・ウイングロード主要スペック
※いずれもベーシックグレード・FF・CVTにて比較
シャトルG | カローラフィールダー1.5X | ウイングロード15S | |
全長(mm) | 4400 | 4400 | 4440 |
全幅(mm) | 1695 | 1695 | 1695 |
全高(mm) | 1545 | 1475 | 1505 |
車両重量(kg) | 1130 | 1140 | 1200 |
エンジン排気量(cc) | 1496 | 1496 | 1498 |
最高出力(kW/rpm) | 97/6600 | 80/6000 | 80/6000 |
最大トルク(Nm/rpm) | 155/4600 | 136/4400 | 148/4400 |
JC08モード燃費(km/L) | 21.8 | 23.0 | 17.2 |
メーカー希望小売価格 | 169万円 | 174万3709円 | 176万400円 |
こうして並べてみると、3台の中では唯一、直噴エンジンを搭載するシャトルのエンジンパフォーマンスが抜きん出いているのが実感できます。
燃費については、2015年3月のマイナーチェンジにより新開発アトキンソンサイクルエンジンを搭載したカローラフィールダーがリードしますが、シャトルの燃費性能もフィールダーに迫るもので、たしかに環境性能と走りのバランスをとっていることが実感できます。なお、ウイングロードについては、重量による測定区分が異なり、単純比較できない面もあるので注意が必要です。
そして、170万円を切った価格設定が、なんといってもシャトルのアドバンテージとなっています。
ただし、カローラフィールダーには5速MT(162万5891円)を設定することで、3ペダル派や価格重視派にアピール、ライバルと差別化しています。
なお、ウイングロードはFF・CVTのみのラインナップとなっています。
ブランニューモデル「シャトル」は、ガソリンエンジン車においても存在感をアピールすることができるのでしょうか。市場の反応が気になるといえそうです。
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(山本晋也)