17インチタイヤを軽快に履きこなすスバル「インプレッサ・アクティブスタイル」を公道試乗

さて、スバル・ボクサーエンジンのベーシックモデルであるインプレッサ(スポーツ/G4)の価格帯は、消費税込みで1,598,400円~2,430,000円となっていますが、現時点で最上級モデルとなっているのが5ドアのスポーツに用意された特別仕様車「2.0i EyeSight Active Style(アクティブスタイル)」です。

2.0リッターAWDのパワートレインとなる、この特別仕様車のメーカー希望小売価格は2,548,800円。価格面においていえば、インプレッサが位置するCセグメントで輸入車もライバルになってきます。

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四輪駆動であること、アイサイトという追従クルーズコントロールと衝突回避・被害軽減ブレーキを備えているというアドバンテージ(インプレッサのシステムは2014年11月の改良で最新のver.3に進化)はありますが、このプライスゾーンとなると機能性だけでなく、プラスアルファ的な テイストの部分でも市場の厳しい評価を受けることになるでしょう。

はたして、250万円を超える、2.0リッターCセグメントモデルとして、スバルはどのような乗り味を狙っているのでしょうか。 今回、インプレッサスポーツ 2.0i EyeSight Active Styleを公道試乗する機会に恵まれました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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