最新のスバル・フォレスターは内外装と走りの相乗効果がいい感じ

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フォレスターの中ではX-BREAKだけに用意されたボディカラー、デザートカーキをまとった姿は、もともとのラフロード指向をより強めているよに見えます。

あらためて、最低地上高220mm、全高1735mmという高さ方向の余裕に圧倒されるのです。そのまま、足元に目をやると、ダークシルバーと切削光輝の17インチホイールにセットされたいるタイヤは、横浜ゴムのジオランダー。これはオフロード向けタイヤにつけられたブランドで、フォレスターの悪路走破性への期待を高めるのです。

とはいえ、ほとんどのオーナーは舗装路を走るだけではないでしょうか。また、ラフロードに行く機会のあるユーザーにおいても、日本国内においては道程の多くは舗装路になるはず。

となれば、気になるのは舗装路での乗り心地やハンドリングです。ハイウェイを移動するとき、またワインディングを駆け抜けるとき、クロスカントリー指向のフォレスターは、どんな振る舞いを見せるのでしょうか。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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