フォレスターの中ではX-BREAKだけに用意されたボディカラー、デザートカーキをまとった姿は、もともとのラフロード指向をより強めているよに見えます。
あらためて、最低地上高220mm、全高1735mmという高さ方向の余裕に圧倒されるのです。そのまま、足元に目をやると、ダークシルバーと切削光輝の17インチホイールにセットされたいるタイヤは、横浜ゴムのジオランダー。これはオフロード向けタイヤにつけられたブランドで、フォレスターの悪路走破性への期待を高めるのです。
とはいえ、ほとんどのオーナーは舗装路を走るだけではないでしょうか。また、ラフロードに行く機会のあるユーザーにおいても、日本国内においては道程の多くは舗装路になるはず。
となれば、気になるのは舗装路での乗り心地やハンドリングです。ハイウェイを移動するとき、またワインディングを駆け抜けるとき、クロスカントリー指向のフォレスターは、どんな振る舞いを見せるのでしょうか。