ホンダの旗艦「レジェンド」を公道試乗。価格680万円の走り味とは?

 

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新型レジェンドは、純正オーディオにこだわっているのも特徴です。パートナーとしてホームオーディオで知られるアメリカのブランド「Krell(クレル)」とコラボレーション。専用アンプ、高性能クロスオーバー、そして14ものスピーカーが車内に最適配置されています。

とくにドアにマウントされたミッドレンジ・スピーカーはコーンにザイロンという防弾チョッキにも使われる強い合成繊維を用いたもので、応答性・収斂性に優れたユニットとなっています。スピーカーカバーがパンチングメッシュとなっているのも、ザイロンコーンのスピーカーをさり気なくアピールします。

オーディオの評価というのは、個人の好みによって左右されやすい面もありますが、音量が大きくても小さくても、低音中音・高音のバランスが崩れることなく再生してくれるという印象を受けるものでした。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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