意外と知らない電気自動車の歴史とは?

常に時代に翻弄され続け、毎度ブームで終わってしまっていた電気自動車ですが、今回はひと味違うようです。

 イマドキの電気自動車のもっぱらの課題は航続距離と言われています。

しかし、バッテリーそのものの性能アップはもちろん、従来のエンジンを発電機として使用することで、長距離ドライブにも使えるほどの性能を誇っているのです。

今年は、「i-MiEV」や「リーフ」のような小型車では「BMW・i3」「VW・e-up!」「VW・e-GOLF」といった輸入車の発売が目を引きました。

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さらに、商用電気自動車の「e-NV200」も発売。

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多目的商用バンの「NV200」に「リーフ」のパワートレーンを組み合わせ、ビジネスユースはそのままにエコロジーかつエコノミーでもある一台で、様々なビジネスシーンでの活躍が期待されています。

 また、ハイパフォーマンスモデルの「BMW・i8」やラグジュアリーサルーンの「メルセデス・ベンツ S550プラグインハイブリッド ロング」などの高級車の分野でも電気自動車の選択肢が充実したのも特徴的でしたね。

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 このような流れはガソリンエンジン車が普及したときと似ていませんか?

いまやフツーにクルマを見るように、電気自動車が道路を走る姿が当たり前になる日は、実はもうすぐそこなのかもしれません。

(今 総一郎)