ところが、再び電気自動車に注目が集まります。
ご存じのように、日本は石油資源に乏しく、当時もほとんどを輸入に頼っていました。さらに、当時のガソリンは政府による統制がなされており、ガソリン不足にアタマを抱えていたのです。
その折に登場したのが、東京電気自動車社の「たま電気自動車」です。
ちなみに、最高速度は35km/hですが、航続距離はなんと200km!!
しかし、1950年に電池の材料である鉛の価格が上がったほか、1955年に道路運送車両法から電気自動車の項目が削除されたことで、電気自動車はまたしてもその姿を消してしまいます。