ホンダが米シリコンバレーにクルマ用アプリ開発スタジオを開設!

米国ホンダが先頃、カリフォルニア州シリコンバレーにおける情報技術の研究開発拠点、「HSVL」(Honda Silicon Valley Lab)内にコネクティッドカー技術(ネット接続型自動車技術)の研究開発機能を強化するため、今年の12月に「HDS」(ホンダ デベロッパースタジオ)を開設すると発表しました。

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このスタジオは一般のアプリ開発者がクルマでの使用に最適化したアプリ開発を行うことを支援するために開設されたもの。

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(出展 Google)

同社は手始めにGoogle「Android Auto」のソフトウェア開発キット「SDK」(アプリを車載環境に拡張するキット)を使ったアプリ開発を支援する予定と言います。

「HDS」はアプリ開発者がホンダの技術者と協働で車載機器での見え方、アプリの操作性、オーディオの聞こえ方やボイスコマンドの正確性などを検証できるオープンな実験スタジオ。

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HSVLはこのスタジオを一般のアプリ開発者に開放することで、「クルマ用アプリの開発に関心を持ってもらい、ユーザーに役立つアプリをどんどん世に出して欲しい」としています。

HONDA_HDS

■Android Auto
http://www.android.com/auto/

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 Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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