【徹底比較】COTY受賞の新型「デミオ」は欧州ライバル車「ポロ」を越えたか?

比較グレードは売れ筋のデミオ「13S」とポロ「コンフォートライン」に設定。 

MAZDA_DEMIO

まず走行性能ですが、今回デミオに搭載された「SKYACTIV-G」は先代比でトルクを全域で約8%向上させると共に最高出力(+8ps)の発生回転数が5,400rpmから6,000rpmへと高められたことで、軽快な加速性能と先代並みの低燃費(24.6km/L)を両立しています。

MAZDA_SKYACTIV_G_1.3

これにより、以前にも「clicccar」で触れているとおり、従来のCVTから6速ATに変更されたミッションとの組合せにより、1.5Lのディーゼルモデル比で約110kg軽い車重と相まって1.3LのNAながら予想以上にパワーを感じさせる出来となっています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる