【徹底比較】COTY受賞の新型「デミオ」は欧州ライバル車「ポロ」を越えたか?

9月11日に受注開始、同26日に発売されたマツダの新型「デミオ」が国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティ、テクノロジーをリーズナブルな価格で実現したとして10月13日に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

MAZDA_DEMIO

同選考委員会は受賞理由の中で「低燃費技術の選択肢として、小型クリーンディーゼルの採用、MTモデルの設定など、多彩なニーズに配慮している点や、軽快なフットワークにより、クルマの楽しさを再認識させる世界に向けてアピールできる実力を持ったコンパクトカー」と評しています。

また、当のマツダもVWなどの独車を中心とした輸入車勢が競争力の有る販売価格を打ち出すようになり、輸入車と比較検討するユーザーが増える中、日本でも「デミオ」が欧州コンパクトカーとの比較対象になると予想しているようです。

そこで同車のディーゼル搭載モデル(10月23日発売)に先立って登場したガソリンモデルと先頃発売された欧州Bセグメントのベンチマーク、VW「ポロ」を比較してみたいと思います。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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