新型マツダ・デミオディーゼルでATよりMTの燃費が優れる 3つの注目ポイント

マツダのBセグメントカー「デミオ」がついにフルモデルチェンジ、詳細なスペックや価格が発表されています。

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事前アナウンスの段階から注目を集めていた1.5リッター クリーンディーゼル搭載車の燃費性能は、FF・6MTで30.0km/Lと、ハイブリッドカー・軽自動車を除く内燃機関搭載車として最高の燃費を達成しています。

なお、ディーゼルのFF・6ATは26.4km/L。6ATにキャパシタを使ったエネルギー回生システム「i-ELOOP」をオプション装着すると、26.6km/Lとなります。

モード燃費の測定方法によりMTのほうがカタログ燃費では不利といわれる中で、6MTのほうが圧倒的な好燃費としていることも話題となっています。

なぜ、新型デミオでは6MTのほうが燃費性能に優れているのでしょうか。

そこには3つの理由が考えられます。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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