米とTPP自動車平行交渉が進まないワケは?

米国で現地生産化が進んでいる日本側にとって、TPP参加による輸出関税撤廃のメリットはそもそも薄く、米国が日本側に米車販売増をあの手この手でゴリ押ししたところでその効果が薄い事は明白。 

JAPAN

もはやTPP自動車協議は米国側の内政事情に翻弄されている状況で、日本側も米国側が理不尽な要求を取り下げない限り妥協する様子も無く、協議はこのまま越年しそうな状況となりつつあるようです。 

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 (Avanti Yasunori) 

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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