「トップミーティング」を引率する金井会長は究極のエンジンを目指してSKYACTIVの開発に取組んでいた頃、地元部品メーカーの実力を肌で感じていたと言います。
金井会長の指示でマツダ本社から九州、広島、中部方面の大学や機構へ派遣している研究者を洗い出して日本地図上に人材マップ鳥瞰図を作成したところ、研究課題が重複しているなど、非効率な実態が明らかになったそうです。
そこで同社R&D技術管理本部内に外部との窓口として「産学官連携事務局」を設置、研究で必要とされる人材を社内で公募することに。
最近では社内のエース級が公募に手を上げているとか。
また一方で6月23日には広島県がマツダや部品メーカーと共に将来の新製品開発を支援する組織を立ち上げたそうです。
長年培った地域の協力無しに持続的発展は望めないため、広島県で自動車産業の頂点に立つマツダは将来に向けた技術研究を含め、地域と共に「尊敬される会社」を目指して数々の施策を打って行く構えのようです。
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