1月10日(金)に開幕した東京オートサロン2014。今年は例年と異なりトヨタ関連の出展車が幕張メッセ会場9~11ホールに集結。
コンセプトカーやレーシングカーと共に82台の「86」と「BRZ」チューニングモデルが出展されるなど、大いに盛り上がりを見せています。
10日の午前中に行われたプレスブリーフィングでは豊田章男社長が「86、BRZを世に送り出して2年。各チューナーの皆様に弄っていみたい素材としてこのクルマを選んで頂き、モータースポーツの広がりと盛り上がりに少しでもお役に立てている事を大変嬉しく思います。」と挨拶。
86、BRZはレースやラリーなど様々なモータースポーツでクラス優勝を飾り、ワンメイクレースでも100台近くがエントリー。
A級ライセンス取得後1年未満の参加者も多いそうで、ジムカーナやドリフトも含めて幅広いモータースポーツの舞台で多くのクルマ好きが楽しんでいると言います。
豊田社長は「世界の道が広がり続ける限り我々は挑戦を続けます」「いいクルマ作りに終わりは無く次の10年に向けたGAZOO Racingの取組みにも期待して下さい」「I LOVE CARS !」と述べて締め括りました。
その後、今年の6月19日~22日にかけてドイツで開催される「第42回ニュルブルクリンク24H耐久レース」への参戦体勢が発表に。 参戦8年目となる今回はLFA2台と86の計3台体制で参戦。
ドライバーは「LEXUS LFA」が木下隆之、石浦宏明、大嶋和也、もう一台の「LEXUS LFA Code X」が飯田章、脇阪寿一、井口卓人、「TOYOTA 86」が影山正彦、佐藤久美、蒲生尚弥の各選手。
「LEXUS LFA Code X」は排気量を4.8L→5.3Lに拡大して出力とトルク特性をコースに合わせて変更、全長を+120mm延長、ホイールベースも拡大した先行試験車的な位置付けとか。
ボディにはフルカーボンフレームを採用して剛性向上と軽量化を図るなど気合の入った仕様となっています。
今回のレースで「モリゾウ」こと豊田社長自身がドライバーとして出場することは無く、「代表」としての参戦に留めるそうで、本人はちょっと残念(不満?)そう。
ちなみにこのレースを通して「クルマの味づくり」と「人材育成」を図るべく、レースをサポートするエンジニアはトヨタ自動車の社員達。
今年もGAZOO Racingチームのニュルでの活躍が期待されます。
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