ルノー・日産アライアンスの上期世界販売首位を実現した、意外な「立役者」とは?

自動車大手の2017年上期(1‐6月)世界販売台数が出揃い、ルノー・日産アライアンスがこの期間の販売台数で首位に浮上しました。

ルノーの187.9万台(前年同期比+10.4%)と、日産の289.4万台(同+5.6%)に加え、日産傘下に入った三菱自動車の販売台数49.4万台(同+2.4%)が加わり、グローバルで526.8万台(同+7.0%)を販売、過去最高の販売台数を達成。

同アライアンスによるEV累計販売台数は48.1台に達しており、日産「リーフ」やルノー「ゾエ」、三菱「i-MiEV」がそれぞれ寄与しています。

カルロスゴーンCEOは、引き続きアライアンスのスケールメリットとグローバル市場におけるプレゼンスを活かして、パートナー企業に貴重なシナジー効果をもたらすとともに、競争力の高い技術ラインアップを維持しながら、画期的なEVモデルを提供するとしています。

2位はディーゼル車離れが進むドイツ市場で低迷するVWで、515.5万台(+1.0%)。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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