11代目となるカローラが登場しましたが、そのコンセプトは「原点にもどり大人4人が快適に移動できるミニマムサイズのクルマ」です。
セダンのアクシオは50mm、ワゴンのフィールダーは60mmほど全長を短くするなどダウンサイズをおこないました。またエンジンも1.3リットルエンジン仕様車がアクシオに復活しています。
写真はアクシオ1.3X。外観からは1.5リットル仕様となんら変わりません。
内装は多くの人が装着するであろうオプションのオーディオをつけていますので上級グレードと比較してもがっかり感はまったくないです。
1.3リットルエンジン(1NR-FE型)は最高出力95psと控えめですが、車両重量が1050kgと比較的軽いので動力性能に問題はないと思われます。
開発担当者に1.3リットル仕様車が復活した理由を聞いてみると、「一時期、1.8リットル仕様車が中心となっていたカローラですが、10代目(先代)は1.5リットルしか売れなくなってきました。今回、ボディをダウンサイズしたことでエンジンも1.3リットルを搭載することが可能となったのです」とのこと。
先にお伝えしたように1.5リットル仕様はけっこうパワフルだし、フィールダーの1.8リットル仕様車に装着されているスポーツモードつきCVTも気になりますが、とことん実用的にクルマを使うには1.3リットル仕様車がとても魅力的に感じました。
【クリッカー編集部】