丸型ヘッドランプ採用のトヨタ「ランドクルーザー70」2024年モデルがまもなく公開?

■「ランクル70」30周年記念モデル(2014年)に続く第2弾!

次期ランクル プラド ティザー画像
次期ランクル プラド ティザー画像

現在、受注停止状態のランドクルーザー300系が海外専用モデルとなり、2023年10月を目処にその後継モデルとされる次期プラド(ランドクルーザー250?)の公開が迫っています。

それだけではなく2023年9月には、発売を予定している新型「ランドクルーザー70」のデビューが噂されており、その背景には既報のように、次期プラドがグンと大型化され、車両サイズが著しく300系に近付くことがあるとみられます。

ランクル70 2014年モデル
ランクル70 2014年モデル

「ランドクルーザー70」シリーズは、悪路走行に適したヘビーデューティ仕様として1984年に日本国内で販売が開始され、その後30年間に渡って世界各国で愛用されて来ました。

日本国内では2004年に販売を終了しましたが、同シリーズの復活を望むファンの強い要望に応えるべく、2014年に誕生30周年を記念して、1年間限定で再販された経緯があります。

ランクル70 2014年モデル
ランクル70 2014年モデル

ラダーフレーム構造による高い堅牢性・耐久性や、V6 4.0Lガソリンエンジンとパートタイム4WDを組み合わせて実現した高い走破性など、それまで培ってきたランドクルーザーの特徴はそのままに、モダンな内外装デザインや安全機能を装備していました。


●「40周年記念モデル」の特徴は?

ランクル70 生誕40周年記念モデル(筆者予想)
ランクル70 生誕40周年記念モデル(筆者予想)

そんなランドクルーザー70は豪州では現役で、各種情報によると今回“再再販”されるのは豪州仕様がベース。ただしフロントマスクは日本国内専用デザインで、親しみのある丸型2灯式ヘッドランプを採用している模様。

ランクル70 1984年モデル
ランクル70 1984年モデル

ラジエターグリル下方に3ヵ所の開口部を設けるなど、初期の70シリーズをオマージュしているようです。

今回は3ナンバー仕様の「ワゴン」モデルのみとなる見通しで、テールランプの意匠も変更される可能性が高いといいます。

ランクル70 2014年モデル
ランクル70 2014年モデル

パワートレーンは最新版の2.8L直4ディーゼルターボエンジン+6速ATの組み合わせが有力。歩行者、自転車に対応する衝突被害軽減ブレーキなど、先進の運転支援機能が追加される模様。

納車開始は70シリーズ生誕40周年となる2024年早々のようで、2014年の再販時と同様、今回も期間限定販売となる可能性が高そうです。

まもなくと予想される詳報公開が待たれます。

Avanti Yasunori

【関連記事】

“幸せの量産”を掲げるトヨタが「コンポン研究所」を「トヨタコンポン研究所」へ社名を変更する訳は?
https://clicccar.com/2023/07/09/1297315/

違反すると罰金の対象?「車検ステッカー」貼付け位置が2023年7月3日から変更に
https://clicccar.com/2023/07/05/1296217/

トヨタ「ランドクルーザー(300系)」が海外専用車に!? 後継車は次期プラド?
https://clicccar.com/2023/06/28/1294803/

スズキが「空飛ぶクルマ」を来春から生産開始! スカイドライブ社と提携
https://clicccar.com/2023/06/23/1293488/

トヨタ「ルーミー」が7年ぶりに全面刷新!? HEV仕様設定で燃費が大幅向上
https://clicccar.com/2023/06/16/1291257/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる