米マイクロソフトが「つながるクルマ」関連特許をトヨタにライセンス供与!

ネットに接続可能な「つながる車」の数が2020年までに2.5億台に達するとみられており、莫大なデータ量を処理する必要があることから、自動車各社はIT企業との連携強化が不可欠な状況になっています。

トヨタ自動車(以下トヨタ)では、「グローバル通信プラットフォーム」の構築をクルマの「つながる化」に向けた重要技術に位置付けており、2002年にはいち早く一部の高級モデルに「DCM(車載通信機)」を搭載。

さらに、昨年1月には米マイクロソフト社と共同で、インターネット接続された車両の情報を分析・活用するサービスの開発を目的に、合弁会社「Toyota Connected」設立を発表、同年4月にコネクティッドカンパニーを設置しています。

そうしたなか、マイクロソフトは今回3月22日に、トヨタと広範なコネクテッドカー関連テクノロジーを包含する新たな特許ライセンス契約を締結したと発表しました。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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