【公共交通機関vsクルマ!勝つのはどっちだ!?】第1回・バス編

クルマ好きだけでなくいろいろな人が気になる、公共交通機関vsクルマの対決。
今回は横浜市内にある筆者の自宅から千代田区西神田にある通院先まで、時間面・費用面で対決してみました。

クルマは環状2号線から、国道15号、国道1号を経て目的地へ。
公共交通機関は自宅最寄バス停から、横浜駅西口、東急東横線通勤特急を使用し、渋谷にて東京メトロ半蔵門線で神保町駅下車、徒歩約15分で目的地へ。

※公共交通機関を使用したのはクルマを使用した日の1週間前ですので、厳密に同じ条件ではありません。あくまでエンタメネタとして読んでいただけると幸いです。

まず、使用するクルマは筆者の愛車。

スバル レガシィツーリングワゴン 2.5GT Spackage(SS-5AT/BR9A)。
エンジン型式:EJ25
エンジン種別:水平対向4気筒DOHCインタークーラーターボ
総排気量:2457 cc
最高出力:210 kW(285 PS)/6000 r.p.m
最大トルク:350 N・m(35.7 kgf・m)/2000 r.p.m
使用燃料:プレミアムガソリン

対する公共交通機関は、

横浜市営バス 日産ディーゼル(現UDトラックス)UA452KAN(改) UAノンステップGタイプ・富士重工R17/7E(CNG)(DD5MT)
エンジン形式:PU6型
エンジン種別:直列6気筒OHVインタークーラーターボ
総排気量:12503cc
最高出力:184kW(250PS)/2100rpm
最高トルク:1177N・m(120kg・m)/1300rpm
使用燃料:圧縮天然ガス


東京急行電鉄東横線 東急車両製造 5050系電車
主電動機:かご形三相誘導電動機
制御方式:IGBT-VVVFインバータ制御
モーター出力:190kw
起動加速度:3.3km/h/s
電気方式:直流1500V

東京メトロ半蔵門線 日本車両製造 08系電車
主電動機:かご形三相誘導電動機
制御方式:IGBT-VVVFインバータ制御
モーター出力:165kw
起動加速度:3.3km/h/s
電気方式:直流1500V

【ルール】
スタート地点は、筆者宅から程近いバス停。比較となるバスと同時にスタート。
クルマは交通法規を遵守し、一般道を使う。カーナビはPioneer carrozzeria CYBER NAVI ZH9900で、スマートループ使用。データは2012年3月15日の実測値。
公共交通機関はYahooの路線検索で、時間と予算の平均を取ったルート2012年3月7日の実測データを使用。
ゴール地点は筆者の通う病院の入り口。

7:59スタート!(最初の相手は横浜市営バス。人と環境に優しいCNGノンステップバスで、今では製造されていないレガシィと同じ富士重工製ボディのバス。)


バスは地元から横浜駅西口まで、通常であれば約20分の所ですが、朝夕のラッシュ時は浅間下交差点付近の渋滞が激しく約30分近くかかる事が多いです。


クルマの方ですが、サイバーナビのスマートループとVICSを頼りにナビ通り走行します。最初の設定では目的地まで、33.4キロ、所要時間1時間29分の予定。


バスは意外とすんなり定刻通り、横浜駅西口に8:23到着。
バスの渋滞による遅延で先行を狙っていたクルマは大ピンチ!バスが横浜駅に到着したころ、クルマは?


環状2号線の末吉橋交差点の2キロ手前。ここまで若干の渋滞はあったものの、比較的スムーズに走行。
到着時間はナビセット時9:28でしたが、11分押しの9:39分に。

ここから公共交通機関はクルマの最強ライバルである、電車にバトンタッチ!今回の最強の敵ともいえる東横線、通勤特急の登場です!
果たしてクルマは逃げ切れるのか?それとも大方の予想通り公共交通機関が勝つのか?
次回、鉄道編に続く。

(井元 貴幸)

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