スバルBRZ&トヨタ86の気になる「トランクとリアシートとフロントシートと~♪」【東京モーターショー】


プレスデーでは、展示車の雛壇に上がることを許してくれる会社とそうでない会社がありました。特に、兄弟車のトヨタ86とスバルBRZでは、対応が正反対でした。


まずトヨタ86では、ボンネットが空いていたのでヒョイと上がってエンジンを覗きこもうとしたら、トヨタのスタッフに叱れちゃいました。

「だったら開けなきゃいいのに!」というよその人の呟きに激しく同意~!ドアにもしっかりロックがかかっていました。
(;_;)



気を取り直してスバルに行くと、やはりBRZのボンネットが開いており、人が集まっているではあ~りませんか!いそいそとクルマに寄っていくと、スタッフはエンジンを指差しながら、熱く語っていました。そうこなくっちゃ~!
エンジン位置がやたら低いのでよく見ると、アルミホイールと同じくらいの高さにエンジンが搭載されているのですね。低重心にも程があるという感じで、これにはビックリしました。


また車内には、多くの方々が普通に出入りしています。これはビックチャンス!とばかり、運転席、助手席、後席に座ってきました。(^o^ゞ


運転席の第一印象は、BMW120iに似ていると感じました。もちろんデザインは全然違うのですが、ドアをドンと閉めてステアリングを握った時に感じるクルマの凝縮感や剛性感に、BMWの様な逞しさを覚えたのです。
またシート位置は低く、足を前に投げ出すような格好ですが、メーターもボンネットも低いので違和感は全くありませんでした。


また助手席も、シートを一番後ろまで下げると、スポーツカーに乗っている解放感を味わうことができます。インパネは、縦面のシルバーパネルがトヨタ86との違いのようで、自分はこちらの方が落ち着いた印象で好みです。


さてさて、家族持ちに気になる後席はどうかというと、助手席を一番後ろに下げると、何と助手席が後席にくっつく程大接近!。

さすがにこれでは、何人たりとも乗れません。タイヤはいけそうです。


助手席の快適性を担保した状態まで前に出すと、後席では助手席の下に足の甲を潜り込ませる格好になってしまいました。足首から先が見えません、う~む。

ただ、後席のお尻は相当深くえぐれているので、頭上空間は何とか確保できています。
でも「大人4人が何とか乗れます」以上は言えないなぁ。大人4人の遠出は厳しいと感じました。


一方トランクは、たまたま居合わせた人と「割りと広いですね~」と頷き合いましたから、日常使う分には不便を感じることはないでしょう。

家族持ち目線で言うと、子供2人が小学生までのヤングファミリーなら「イチオシ!お買上げ!」という印象でした。ちなみに自分では、待ちに待っていたのでメチャメチャ欲しいけど、5人家族なのでNGです。
(ToT)
(拓波幸としひろ)