【スクープ情報】次期VW Golf 7 はこんなクルマ!

ドイツ本国で2003年に5代目が登場以来、ビッグマイナーチェンジ的な現行6代目も含めて、今年で丸8年を迎えるVW Golfですが、海外メディアによると、いよいよ2012年中に次期モデルとなるGolf 7にバトンタッチするようです。

http://www.autozeitung.de/auto-neuheiten/neue-kompakte-vw-golf-vii-audi-a3-skoda-octavia-und-felicia

そして今回、Golf 7の「GTI」と「R」らしき先行改造車両の一般道でのテストシーンがautoblogによってスクープされました。

http://www.autoblog.com/2011/06/28/next-volkswagen-gti-mule-snapped/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+weblogsinc%2Fautoblog+(Autoblog)

現行モデルをベースに改造されたテスト車両のリアホイールアーチ部にはトレッド拡大に伴うオーバー・フェンダーが装着されており、ボディがワイド化される事を物語っています。そして「R」と思われるテスト車両のマフラーは現行のセンター2本出しでは無く、左右4本出し。
 

そこで気になるエンジンですが、情報では「GTI」は引き続き2.0L直列4気筒直噴ターボTSIエンジンを採用、最高出力は211ps⇒240ps程度まで高められるようです。 一方の「R」は「EA888型」エンジンをベースに300psを超えるチューンが施される模様。駆動方式は4駆。

プラットフォームは次期型「Audi A3」と共用の「MQB」モジュールを採用することで開発コストを削減。これにより前述のようにボディは若干大きくなり、車両重量も少々増加するものと推測されています。久々のフルモデルチェンジとなるGolf 7は2012年の後半に標準モデルが発表され、「GTI」が翌2013年の秋、そして更に1年遅れで2014年に「R」が追加される模様。

現行モデルで全幅が1,790㎜まで拡張されており、更に次期モデルで1.8mを超えるとなると、日本では少々大きくなり過ぎで、むしろPoloを選択するユーザーが増えるかもしれません。
噂では更にGolf 7をベースとした現行PASSAT CC似の流麗4ドアセダンも追加されるとか。

http://www.noticias.autoplaza.com.mx/nota-466–volkswagen-golf-cc-futura-version

WebではGolf 7と思われる予測CGを使って、2016年にGolf 8(ビッグマイナーチェンジ?)に搭載される各種デバイス予測まで掲載している気の早いメディアも存在しており、 同車への高い関心を伺わせます。

http://www.motortrend.com/future/future_vehicles/1108_2016_volkswagen_golf_inside_and_out/index.html

こちらも併せてお読み下さい。  https://clicccar.com/2011/06/23/35723

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/37930  】

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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