ルノーは屋根に太陽光発電を付ける世界最大のメーカーになる!?

5/31、フランス本国において「ルノーは屋根にソーラーパネル(太陽光発電装置)を取り付ける世界最大級プロジェクトを始めます」という発表がありました。

屋根にソーラーパネルをつけているといえば、プリウスのオプションとして用意されているのが思い浮かぶところ。またルノーといえば思い出す、日産リーフでも上位グレードにはルーフスポイラーにソーラーパネルが備わっています。

 

このように、すでにソーラーパネルをルーフに備えるという前例はありますが、世界最大級ということは全モデルに用意する? それとも屋根いっぱいにソーラーパネルを敷き詰める? といった具合に妄想が膨らみます……が、残念ながら勘違いでした。

 

このニュースリリースの英文タイトルは”Renault launches the world’s biggest automotive industry solar roof project”であります。つまりルーフといってもクルマのそれではなく、工場の屋根のこと。

とはいえ、45万平方メートルもの面積となるソーラーパネルを設置して年間60メガワットもの発電をしようというプロジェクトですから、これは電気不足がいわれる日本から見ても気になるのは間違いありません。ちなみに、これによって削減される二酸化炭素量は年間3万トンということ。

さらに想像するならば日産が電気自動車のために開発したリチウムイオンバッテリーの、使い古されたものをオフィスなどの蓄電池として二次活用する計画もあるわけですが、そうした蓄電システムとソーラーパネルの組み合わせに発展する可能性も十分に考えられるところ。

 

ルノー・日産アライアンスは着々と電気への道を開拓しているようです。

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也

山本晋也 近影
日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。