VW「GTE」譲りのハイブリッド技術搭載。シュコダ コディアック改良型、ワインディング・ロードをキビキビと走行

■1.4リットル直列4気筒TSIエンジンと電気モーターの組み合わせで218馬力

シュコダのクロスオーバーSUV、「コディアック」改良新型プロトタイプを捉えました。

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シュコダ コディアック 改良新型プロトタイプ

コディアックは、ジュネーブモーターショー2016にて「ビジョンSコンセプト」としてデビューしました。VWの「MQB」プラットフォームを採用、同年から販売開始されて以来、今回が初の大幅改良となります。

 

 

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シュコダ コディアック 改良新型プロトタイプ

カメラマンによると、捉えたプロトタイプはダイナモメーターのトレーラーを牽引しながらキビキビとワインディング・ロードを走っていたようです。

ダイナモメーターとはエンジン単体の性能を測定する計測設備で、プロトタイプではエンジンの出力を吸収し反力からトルクの計測などを行っていました。

その仮定が正しければ、コディアックは新らたなパワートレインをテストしていたことを意味します。

パワートレインは、VW「パサート」改良新型に搭載された2.0リットル直列4気筒TDI Evoを手に入れると予想されるほか、VWのプラグインハイブリッドシステム「GTE」の搭載も濃厚で、1.4リットル直列4気筒TSIエンジンと電気モーターが合わされます。

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シュコダ コディアック 改良新型プロトタイプ

13.0kWhのバッテリーパックを積みエンジン最高出力は156ps、モーター最高出力は116psを発揮し、システム合計218psを発揮するものです。トランスミッションは6速DSGで、EV走行34マイル(55km)の航続となるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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