トヨタが中南米初のエンジン工場をブラジルで稼働開始

トヨタのブラジルでの製造・販売会社であるToyota do Brazil LTDA(ブラジルトヨタ、以下TDB)は、トヨタとして中南米地域ではじめてのエンジン工場を本年2月に稼働を開始し、5月10日(現地時間)に開所式を実施しました。

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TDBの新エンジン工場では、排気量1.3Lと1.5LのNRエンジンを生産、現地で販売されている乗用車「エティオス」に搭載されます。

同工場の生産能力は年産10.8万基、従業員数は約320名で、投資額は約180億円(約5.8億レアル : 1レアル=31円で換算)になります。

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TDBの新エンジン工場の位置は、ブラジル・サンパウロ州で車両を生産するインダイアツーバ工場とソロカバ工場の中間地点にあるポルトフェリス市に設定されました。

トヨタは「持続的に成長し続ける企業」になるために、発想を転換して「量を求めた工場づくり」から「競争力のある新しい工場づくり」に取り組んでいます。