マツダ新型デミオ公道試乗 ─ フロントヘビーながらリヤ接地感が安心を生む

2014年9月26日からガソリン(FF)車が発売開始、10月23日にはディーゼル(FF)車も発売されるマツダの新型デミオを神奈川県と静岡県の境に位置する箱根のワインディング路にて初乗りすることができました。 

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ワインディング路に持ち込まれたマツダの新型デミオ。まずは話題のクリーンディーゼルエンジンを搭載するXDグレードから乗ってみます。6速MT、6速ATとも最上級グレードの「XD ツーリング Lパッケージ」で、ATにはエネルギー回生システム『i-ELOOP』も備わっている仕様でした。

この最上級グレードのAT仕様、車検証で確認すると車重は1140kg、前後軸重は、フロント770kg・リヤ370kgと、かなりのフロントヘビーになっています。

フロントヘビー=曲がりにくい、といった想像をしてしまいがちですが、公道を法定速度で走っているレベルで曲がらないと感じることはないだろうという印象。むしろ、初期の舵応答には優れたているといったフィーリングに仕上がっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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