なぜここまでやる? WRX STIのRCカーとスティックボムの対決がスゴいコダワリ映像【動画】

最近スバルの動画が元気です。ハイテクを駆使したり、温かみを感じたり。なにかしら印象に残るものが多いですよね。そのなかで、今回は勢いのあるエクストリームな動画を出してきました。ただし、主役は実車じゃなくてRCカーです。WRX_STI_vs_StickBomb_01

 RCカーがスティックボムと対決します。スティックボムってご存じですか? アイスキャンディーの棒みたいなスティックを特定のやりかたで組んでいくと、端から順番にはじけるように崩れていくという、エクストリームなドミノといった感じの新しい遊びです。それが順番に崩れていくのと、WRX STIのRCカーが競走するというものです。

WRX_STI_vs_StickBomb_02 

しかし、これスゴいな。まずこの本数のスティックボムを組み、その横でRCカーを走らせるって、そう何回も何回もやり直しできることじゃないですよね。1回にそうとうなプレッシャーがかかるはずです。これを企画したこともそうですが、撮影スタッフやRCカーの運転者にも度胸が必要ですよね。しかも相当な数のスティックボムが組まれています。まさか富士重工でこれのためにスティックボム組み機を作ったとは考えられないので、人力でしょう。かなり根性のいる作業だったわけです。で、アピールポイントは? ……RCカーだから実車の性能をアピールしているわけじゃないしね。そうすると、やっぱりアピールポイントは度胸と根性ですよね? というわけで、スバルの度胸と根性の映像を見てください。

でも、いまどきこんなエクストリームな撮影が似合う車種ってやっぱりWRX STIくらいですよねー。ちなみに、同時にメイキング動画も公開されました。やっぱりスティックボムは人力で組んでますね。3万本が用意されたそうです。そしてこのRCカー、さまざまなカスタムが施されていて、1台60万円くらいするとか。また、シャシーはタミヤの新井モデルをベースにしているそうですが、このWRX STIニュル号のボディは型がないため、CADデータから3Dプリンターで作ったんだそうです。やっぱり度胸と根性は間違いなかったようですね。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
続きを見る
閉じる