C7シボレーコルベットと新型キャデラックCTSを日本初公開

12月4日、ゼネラルモータースジャパンは7代目となるシボレーコルベットと新型キャデラックCTSのジャパンプレミアを開催しました。

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 GMジャパンの石井社長らの手によるアンベールで公表されたシボレーコルベットですが、実は今回の発表会は実に意外な場所で行われました。

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 政治家や閣僚などが記者会見する場所として有名な「社団法人 日本外国特派員協会(FCCJ)」がその舞台となり、厳かな雰囲気の中で発表記者会見が行われました。そしてクルマのお披露目「アンベール」はFCCJが入る有楽町電気ビルのエントランス。この場所も電気ビルの長い歴史の中で初めてアンベールに使われたとのことです。

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アンベールされたコルベット。展示車両はクーペZ51(6AT)で消費税8%込み車両本体価格1099万円。電子制御デフでマグネティックライド搭載、ドライサンプ潤滑の6.2リッターV8で気筒休止付き466馬力のスーパーカーとして考えれば超お買い得なプライスタグがぶら下がります。超絶カッコイイですし。

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 キャデラックCTSはBMW528やメルセデスE250、アウディA6などのミドルクラス激戦区に投入されるモデルで、今回展示されたエレガンスは自動ブレーキやオートマティック・パーキングアシストなどの安全装備が大量に付いて消費税8%込み車両本体価格699万円。エンジンはATSに採用され大好評の2リッター4気筒ターボ272馬力。装備満載でも車重は1680kgでクラス最軽量となります。

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 最先端の高級車という位置づけだったキャデラックで唯一、競合車種と大きく差をつけられていたカーナビゲーションですが、今回のCTSからダッシュボード上のエンターテーメントシステムC.U.Eに内蔵されメーター周りは非常にすっきり!

販売はシボレーコルベット、キャデラックCTSともに来年の4月12日からとなります。

(文・写真:北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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