2013年1月の登録車国内販売ランキング、トップはアクア

自販連(日本自動車販売協会連合会)調べによる、2013年1月の国内乗用登録車(軽自動車は届出車なので含まれておりません)の販売ランキングが発表されています。

2013年の最初を飾る、栄えあるトップとなったのは2012年10月より4ヶ月連続となるトヨタ「アクア」。続く2番手は同じくトヨタのハイブリッドカー「プリウス」で、三番手には日産のコンパクトカー「ノート」となっています。この3台までが5桁の販売台数で、そこから下は4桁となっています。

■2013年1月国内乗用車販売ランキング
1位 トヨタ アクア 22,466台
2位 トヨタ プリウス 17,733台
3位 日産 ノート 14,529台
4位 ホンダ フィット 8,834台
5位 日産 セレナ 8,010台
6位 トヨタ ヴィッツ 5,822台
7位 ホンダ フリード 5,656台
8位 トヨタ クラウン 5,327台
9位 トヨタ カローラ 4,832台
10位 ホンダ ステップワゴン 4,659台

ランキングで気になるのはプリウスが前年比で60%と台数を減らしていること。これは昨年秋からの傾向で、かなりのユーザーがアクアに流れているようです。一方でノートは前年比300%を超える好調ぶりで、2位の座を虎視眈々と狙っている印象。また新車効果でしょうが、高価格帯のクラウンが8位に食い込んでいるのは、景気回復を予感させる現象といえるかもしれません。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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