2012年2月23日、神奈川県横浜市で「第2回 おもいやりライト横浜会議」が開催されました。
「おもいやりライト」は、交通事故が多いとされる夕刻に、早めにヘッドライトを灯すことで交通事故を減らそうという運動のこと。推進のバックには日産自動車が存在しますが、運動自体は市民主体というスタイルが取られています。上から目線で交通安全を押しつけては誰の心にも届かないから~という考えがあるとか。
市民主体というスタイルなので、一方的に「何々をしよう!」というのではなく、「市民会議を通して活動の内容を決めていこう」という格好です。運動自体は2010年からスタートしており、街頭での呼びかけなどが行われており、賛同する企業も50ほどに増えています。
この日の会場には約30名の参加者が集いました。参加者の顔ぶれは、自動車メーカーや自動車用部品のサプライヤーだけでなく、横浜を拠点として活動するNPO団体の面々も数多く含まれています。
会議は、これまでの活動のふり返りから始まり、日産自動車の技術企画部からの最先端の安全技術の紹介が行われました。そして、後半は参加者を4グループに分け、「おもいやりライト」を盛り上げるイベントのアイデアを出し合おうというワークショップが行われたのです。こうしたワークショップを通じて、参加者の交通安全への意識が高まり、また、「おもいやりライト」運動の今後の活動のアイデアが生み出されるというわけです。
次回の「おもいやりライト 横浜会議」が3月16日。興味のある方は覗きに行ってみては?誰でも参加できますし、費用もかかりませんよ。
公式事務局はこちら>>>http://www.omoiyari-light.com/
<鈴木ケンイチ>