新型車投入でフタケタ成長を目指すVW!

アイドリング・ストップ機能を採用した「ゴルフTSIトレンドライン・ブルーモーション・テクノロジー」とVWグループジャパンの社長・ドリザス氏

2012年1月16日、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは都内のホテルで新春の記者会見を開き、2012年の計画を発表しました。

まず、最初に説明されたのは世界でのVWグループの好調さです。2011年のVWグループ全体の販売台数は前年比14.3%増となり、通年として初めて800万台を突破。816万台を記録しました。日本市場でも4年ぶりに年間5万台を超えて、12年連続で輸入車ブランド別販売台数ナンバー1を実現。輸入車のモデル別販売台数順位でも、1位ゴルフ、2位ポロと上位を獲得。まさに絶好調です。

そして、2012年のVWグループ・ジャパンの目標は、前年を大きく上回るフタケタ成長を遂げる、年間6万台を目標とするというのです。

その実現のために新型車を数多く投入します。まずは夏に「ザ・ビートル」、同じく年の中頃までに「新型CC」「パサート・オールトラック」、そして年内の終わりに「UP!」を。また、アイドリング・ストップなどの省燃費技術である「ブルーモーション・テクノロジー」も「ゴルフ」を皮切りに採用を広げてゆく予定とか。さらに、販売面も強化し、認定中古車も世界統一規格「Das Welt Auto(ダス・ヴェルト・アクト)」を導入。矢継ぎ早の積極策での成長戦略が発表されました。

今年は輸入車に勢いがある年になりそうですね。

VWの公式サイトはこちら>>http://www.volkswagen.co.jp

<鈴木ケンイチ>