ダイムラー社とBASF社のコラボで車体に塗って使える「有機太陽電池」を開発したそうです。ルーフに塗った透明な有機化学染料で発電が可能だそうで、従来の充電型の電気自動車と違って自己発電が可能なため、EVの長距離走行が可能になったとか。
9月13日から始まるフランクフルトショーに出品予定のコンセプトカー、「smart forvision」にこの世界初の技術を織り込んで発表される模様。
異業種の2社が持つ技術力を結集して開発したようで、この透明有機太陽電池の他にも省エネ型の透明有機発光ダイオード、軽量樹脂ホイール、軽量ボディパーツ、赤外反射膜塗料など5つの「世界初」を装備することに成功したようです。
日本でも最近、三菱化学が炭素などの有機物を材料とした「有機薄膜太陽電池」を開発、世界最高値の9.2%のエネルギー変換効率を達成したようで、従来の結晶シリコン太陽電池に比べて低コストで薄く、軽く、曲げられるといった特徴を持つ為、様々なデザインに加工できるそうです。
従来の太陽電池パネルと異なり、その形状の自由さを活かして、今後、衣服への装備など用途が広がりそうな状況になってきました。 酷暑の日中でも快適なクーリング機能付きウェアや日中の蓄電で夜間に光を放つイルミネーション付きのオシャレ着なんかも登場するかもしれません。
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(Avanti Yasunori )
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