ガソリン価格が高騰し、エコの面だけでなくランニングコスト面でも注目されている電気自動車。
家庭用充電器も登場し、自宅に太陽光発電設備のある家庭では充電にかかるコストを下げる事も出来ますが、まだまだ充電スタンドや、航続距離の問題等から今すぐ内燃機関のクルマにとって替わる状況では無いようです。
しかし、地方自治体や高速道路事業者、自動車メーカー等が協力し、試験的に充電スタンドの設置も進んでおり、所々で充電設備を見かけるようになりました。
そんな中、2011年の4月にリニューアルされた、NEXCO東日本 横浜横須賀道路にある横須賀PAにも電気自動車急速充電スタンドが設置されており、上下線で運用が開始されています。
使用方法も簡単で、タッチパネルとスタートボタンを押すだけで操作でき、なんと無料で充電できるようになっています。
充電時間は、電池残量により違いがありますが、80%の充電で30分程度だそうです。
PAでお食事中に完了!ちなみに安全対策の為、80%以上の充電は出来ないそうです。
NEXCO東日本では、横須賀PA以外にも、第三京浜都築PA(上り)保土ヶ谷PA(下り)にも設置されております。
http://www.e-nexco.co.jp/activity/environment/electronic_car.html
この先充電スタンドの設置には数千万円かかると言われ、道路事業者や自動車メーカー、地方自治体が中心になって設置を進めていますが、ビジネスとしてはまだ成り立たないようです。
充電スタンドの設置費用が下がれば、充電ステーションも増え、もっと電気自動車の導入がしやすい環境になるでしょうね。
(井元 貴幸)
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