スズキがインドにEV試験車を50台投入。フリートテストをスタート

スズキがインド市場へのEV導入にあたり、プロトタイプ車の試験を開始すると発表しました。

試験車両は既存の「ワゴンR」をベースにEV化したもので、マルチ・スズキのグルガオン工場で製造。10月からインド市場に50台投入してテストするそうです。

マルチ・スズキの鮎川代表取締役は、「今回の複数の地形や気候条件下でのテストが、新技術の検証と今後の開発に役立つと共に、ユーザーにとって信頼性の高いEV開発に繋がる」としています。

各報道によると、同社はトヨタ自動車と協力して2020年4月を目処にインドでEVを発売、同年にグジャラート工場で自動車向けリチウムイオンバッテリーの生産についても計画している模様。

こうした、より厳しい環境下での開発は鮎川氏の言うとおり、同社の今後のEV開発に大いに活かされることになりそうです。

Avanti Yasunori・画像:Maruti Suzuki)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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