フィットシャトル、昔の名前で出ています?

フィットのロングボディ仕様といえる「シャトル」が登場。

 

ところで、ホンダで「シャトル」といえば、かつてシビックに存在していたサブネームなのはご存知でしょうか。

 

初代シビックシャトル(1983年)

 

2代目シビックシャトル(1987年)

 

シビックをベースにした、いまでいうハイトワゴン的なモデルが「シャトル」でありました。

いずれも、ラゲッジスペースの窓が縦長で大きいのが特徴で、これがシビックシャトルのアイコンとして認識されていたものです。

 

キャビンスペースを広げたモデルにつけるサブネームが「シャトル」だとすれば、今度のフィットシャトルという名前は伝統を受け継いだ正統派サブネームといえそう。

 

ところで、シビックシャトルにはこんな仕様が追加されたこともありました。

1990年代のアウトドアブームに合わせた仕様で、フォグランプを備えたフロントバーやアンダーカバーが、いかにもRVぽい雰囲気を生み出しています。

 

はたして、フィットシャトルにも、こうしたちょっと毛色の違う仕様が追加されることはあるのでしょうか?

 

登場したばかりで、こんなことを考えるのは気がはやいですが、「シャトル」という名前が復活しただけに気になってしまいます。

 

(山本晋也)

 

 

 

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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