■足回りも抜かりなく強化。キット価格は総額256万円超え
日産からフェラーリまで幅広く手掛けるドイツのチューニングメーカー「Wheelsandmore」社は、ランボルギーニのSUV「ウルス」用の過激パッケージを発表しました。
社名の通り、「ホイール」と「もっと」(more)の部分に焦点をあてたカスタムパッケージは3段階が用意されています。
3段階すべての詳細は不明ですが、パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最強のパッケージでは、リマップまたはECUセットアップ、触媒コンバータ、V8用の新しいエキゾーストシステムをインストールすることにより、最高出力が650psから808psへ、最大トルクが850Nmから972Nmへと強化。スーパーカー「アヴェンタドールSVJ」の770psを圧倒するパワーを得ることになります。
キットの価格は、エンジンチューンは2,521ユーロから5,469ユーロ(約30万円から66万円)、エキゾーストシステムが4,029ユーロ(約49万円)、スマホアプリで地上高を調整できる「プラグアンドプレイサスペンションモジュール」が1,679ユーロ(約20.7万円)と良心的価格といえます。
しかし、フロント295/35、リア335/30のコンチネンタルUHPタイヤとフロント10J×23インチ、リア12J×23インチの専用アルミホイールでは、価格が9,999ユーロ(約121万円)と高額設定されており、カスタム総合計は最大で約256万円超えとなり、パワーユニット同様に破壊力抜群のようです。
(APOLLO)