【新車】トヨタと米・ウーバーがライドシェアサービスの協業を拡大。シエナを使ったライドシェア専用車両を導入

2018年8月28日、トヨタと米国のUber(ウーバー)は、自動運転技術を活用したライドシェアサービスの開発促進・市場投入を目指し、両社の協業を拡大することに同意したと発表しました。これは2016年に両社がライドシェアでの協業検討を開始した流れに沿ったもの。

これにより、両社の持つ技術を搭載したライドシェア専用車両を、Uber社のライドシェアネットワークにおいて米国にて導入。さらにトヨタはUber社に対し5億ドルを出資。

両社の協業拡大は、今後の自動運転技術を見据える際に規模の拡大という意味でも、非常に重要なものと位置づけているそう。また両社は、協業を通じ導入する量産型の自動運転車両の運営や、第三者を含む運営会社についても検討していく予定としています。

導入されるライドシェア専用車両はトヨタのミニバンであるシエナで、最初の自動運転モビリティサービス「Autono-MaaS」専用車両になります(※写真はノーマル仕様)。

「Autono-MaaS」車両は、コネクティッドカーの基本的な情報基盤として機能する「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」に常時接続するとともに、Uber社の自動運転キットとトヨタのガーディアン(高度安全運転支援)システムを搭載。両社はこの車両を、2021年にUber社のライドシェアネットワークに導入する予定としています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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