セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングトップ5!

日産リーフをはじめ、国内でも徐々にEV(電気自動車)が普及してきました。しかし、急速充電スポットや電費性能が気になりなかなか購入に至らない方も多いのではないでしょうか?それでも自宅に太陽光発電設備がある方などは、走行時のコストを下げることのできるEVはとても魅力的だと思います。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングリーフ 急速充電-002

そこで、ファーストカーにガソリンエンジン車をお持ちの方にセカンドカーとしておススメのEVを5台ご紹介します。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキング日産 リーフ-003

第5位 日産リーフ「S」

EVの中ではファーストカーとしての需要が高いリーフですが、2012年11月にマイナーチェンジが実施され、航続距離が14%アップの228キロとなったほか、今年の4月19日には価格改定が行われ、一番ベーシックなグレードの「S」では300万円を切る298万935円からとなっています。これにクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金を利用すれば78万円の補助金を受けることができ298万935円から補助金の78万円を差し引くと220万935円。また、エコカー減税では自動車取得税、自動車重量税が免税となるので諸費用も優遇されます。参考に挙げたモデルは運転席・助手席SRSサイドエアバッグレス+SRSカーテンエアバッグシステムレスを選択した場合の価格ですが、この2つを装備しても価格は+7万3500円ですので、是非装着しておきたい装備です。大人4人がゆったり乗れ、セカンドカーにするにはもったえないくらいの装備のリーフですが、大人4人が楽に乗れるリーフなら郊外のショッピングセンターへお友達を連れてラクラクお買い物へ行けてしまいます。奥様用のセカンドカーとしておススメの1台です。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングテスラ ロードスター

第4位 テスラロードスター

残念ながら新車で購入することができないテスラロードスター。車両本体価格もファーストカーでも高額な部類に入るモデルですが、2シーターのオープンスポーツをEVとして楽しめるのは魅力的といえます。中古市場にも滅多に表れませんが、2011年式ベースグレードで走行距離1万4000キロという個体が888万円と言うプライスを掲げて中古車検索サイトで見つけることができましたので、根気よく探せば見つからないこともないようです。新車価格は1810万円だった事を考えるとバーゲンプライスと言えそうです。1218kgの軽量な車体に215kW(292PS)/5,000-6,000rpmを発生する三相交流四極誘導モーターをMRレイアウトで搭載しています。ノートパソコンに使用されるリチウムイオンバッテリーを6831個搭載し、航続距離は378キロ。実用にも十分なスペックを持つテスラロードスターですが、2人乗りという点と日本で設置が始まったCHAdeMO方式急速充電器と互換性がないためセカンドカーとしておススメしました。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングプラグインステラ

第3位 スバルプラグインステラ

コチラも残念ながら新車での販売は終了してしまいましたが、近距離移動のシティコミューターとして軽自動車サイズのEVはセカンドカーにピッタリと言えます。プラグインステラはスバル最後のオリジナル軽自動車として製造されたスバル ステラをベースに最高出力:47kW、最大トルク:170Nmを発生する永久磁石式同期型モーターを搭載し、床下に収まる346V、9kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動します。航続可能距離は90キロと控えめな数値ですが、自宅で充電できる方が買い物用に使うには十分すぎる航続距離です。プラグインステラの魅力は何と言ってもそのスペック。47kwという最高出力は馬力に換算すると64ps。スーパーチャージャーを搭載するガソリン仕様のステラ カスタムRSと同一の最高出力を発生するほか、EVならではの強大なトルクは170Nm。ステラカスタムRSの93Nmという数値と比較するといかにトルクフルかということがわかります。坂道の多い郊外でもスイスイ走れるプラグインステラは、ラゲッジ容量もガソリン仕様と変わらないため、スーパーにまとめ買いに出かける際も重宝します。足回りにはフロントにL型ロアアーム・ストラット、リヤにデュアルリンク・ストラットを採用し、4輪独立懸架のしなやかな乗り心地も自慢のひとつです。問題は生産が終了し、納入先も企業や官公庁が多く、なかなか中古車でも出回っていない所。それでも個人で購入した方もゼロではないので、中古市場で見つけたら即買いのモデルといえそうです。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングi-MiEV M-001

第2位 三菱 i-MiEV「M」

日産リーフと並び、国産EVの代表格が三菱i-MiEV。三菱の軽自動車iをベースに永久磁石式同期型モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたEVシステムを搭載しています。i-MiEVは最高出力64ps/3000~6000rpmの「G」と、41PS /2000~6000rpmの「M」が設定されていますが、セカンドカーには「M」がおススメ。パワーでは「G」にかないませんが、「M」の魅力はなんといってもその電費性能と、リーズナブルな車両本体価格が魅了です。航続可能距離が120キロの「G」に対し「M」は180キロと、60キロも多く走ることが可能です。また、380万円の「G」に対し、「M」は260万円と、120万円もお買い得となっています。HIDヘッドランプやLEDコンビランプなどが省略され、インテリアでもウレタンステアリングを採用するなど、「G」と比較すると装備の簡素化が行われていますが、エアコンやキーレスエントリーシステムなどは標準装備となっており、「G」に標準装備となる装備のほとんどはオプションで選択することが可能です。
+5万2000円で装備できる急速充電機能は是非選択したいオプションです。補助金などを利用すれば200万円を切る価格で購入することができるのもi-MiEV「M」の魅力と言えるでしょう。

セカンドカーに欲しい最新電気自動車ランキングスマートフォーツー エレクトリックドライブ

第1位 スマートフォーツーエレクトリックドライブ

街乗りシティコミューターとして人気の高いスマートフォーツーのEV仕様がスマートフォーツーエレクトリックドライブ。最高出力55kW最大トルク130Nmを発生するモーターは、ガソリン仕様のターボモデルより力強い走りをします。航続距離は181kmとなっており、EVとしては控えめな数値ですが、シティコミューターとして使用するには十分な航続距離と言えます。スマートフォーツーエレクトリックドライブはベースとなるガソリン仕様のフォーツークーペに採用されている装備はほとんど標準装備となっており、ファブリックシート+シートヒーターの組み合わせはエレクトリックドライブ専用装備となります。また、ステアリングに設けられたパドルにより回生ブレーキの効き具合が調整できる装備もスマートならではといえます。気になる車両本体価格は295万円とガソリン仕様と比べると割高に感じますが、輸入車EVと言うことを考えればかなりリーズナブルなモデルと言えます。また、ヤナセより正規輸入されているのでアフターサービスも安心です。おしゃれな2シーターシティコミューターEVはセカンドカーに相応しいモデルといえそうです。

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徐々にモデル数を増やすEV.国産輸入車を問わず、電費性能が日々向上しており、急速充電設備も続々と設置されています。現時点では外出先での充電は、ほとんどが無料で行えるのも魅力の一つと言えます。ガソリン車であればスタンドでガソリンが無料で入れ放題と考えれば、いかにお得かがお分かりいただけます。まだガソリン車より割高な車両価格ですがセカンドカーを検討している方は、是非EVを検討してみてはいかがでしょう?

(井元 貴幸)