足をリヤバンパー下に入れるだけでリヤゲートが開く! VW「シャランTSIハイライン」

サイズ的にはエスティマ級で、電動スライドドアや完全にフラットになる2/3列目の使い勝手のいいシートアレンジなど、日本のミニバンを研究したかのようなきめ細かさを感じさせるのが、7人乗りミニバンのシャランです。

上の写真は改良前で、メッシュタイプのアルミホイールに変更されています。

2011年2月の登場から2年を迎え、上級グレードの「TSIハイライン」の装備を強化する一部改良を受けました。

まず、従来から標準のキーレスエントリーシステム「Keyless Access」に機能を拡張した「Easy Open」を追加したのがニュースで、荷物などで両手がふさがっていてもリヤバンパー下にあるセンサーに足をかざすだけでリヤゲートを開けられる機能。すでに新しい3シリーズツーリングにも採用されていますが、今後ほかのメーカーや車種でも装備されるかもしれません。

リヤバンパー下に足を入れるだけでパワーテールゲートが開きます。

また、弟分のゴルフ・トゥーランと同様に純正ナビの「712SDCW」とリヤビューカメラ「Rear Assist」を標準装備。2年間無償の地図更新サービスやオンライン交通情報検索機能、ITSスポット対応の「DSRC」車載器などが使えます。

外観では、10本スポークの17インチアルミホイールからスポーティなメッシュタイプに変更しています。価格は21万円高の458万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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