東京新木場の液状化現象もヒドイ!【東北関東大震災】

明日4月8日は千葉県の幕張地区の液状化について取材に出掛けます。とくに被害の大きい浦安付近の現在の状況と復旧具合を現地レポートいたします。

その前に、同じような埋立地である東京、江東区の新木場付近を取材してきました。この新木場は有楽町線、京葉線、りんかい線が乗り入れる駅があるのですが住宅は少なく、工場や木材関連の会社が多く所在する地域です。もともとは木材の貯木するための施設があったそうですが、ごみを埋立てることで造成した区域であることもあり、第三種地盤と呼ばれる、「液状化現象」が非常に起きやすい土地だそうです。

さて、こちらは駅前の道路ですが、遠目に見ると波打っているのがわかります。歩道は地面から湧き出てきた泥が乾燥して埃っぽい町になっています。コンタクトの私には非常につらい!

こちらは佐川急便の施設です。トラック入口と歩道が大きな段差になっています。歩道に比べて敷地が30センチ近く陥没しています。荷捌き所への舗装路も大きくずれています。

新木場1丁目の交番です。傾いているのがおわかりですか?こちらは荷物がすべて引き上げられています。建て替えをするのでしょうか…

「日本クレーン協会」のモダンなビルも大きな被害に逢っています。なんとなく傾いて見えるのは私だけでしょうか。手前に見えるグリーンの鉄骨と並行ではありません……

基礎は地表から大きく表出していますね。洒落た玄関も宙に浮いています。オフィス内では変わらず業務を続けているようですが、安全面は問題がないのでしょうか?

明日は被害の深刻な千葉に足を向けてみたいと思います。地を這うような地道な取材を予定しています。

(テングダンディ)