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■ガソリンを安く入れる方法とは
まもなく訪れる春の行楽シーズンを前に、家族や友人、恋人などとのドライブを考えている人は多いでしょう。
しかし、その一方でガソリン価格は高止まりを続けており、一向に安くなる気配はありません。こうした状態が長く続くと、ドライブに行く気持ちもトーンダウンしてしまうものです。
ガソリン価格は、海外から輸入する原油の価格や税金などが大部分を占めているため、あるガソリンスタンドだけが極端に安いということはまずありません。ただ、様々な工夫によって、少し安くガソリンを入れることもできるようです。
1. セルフサービスのガソリンスタンドを利用(1Lあたり3〜5円程度安)
ガソリンをできる限り安く入れる方法のひとつが、セルフサービスのガソリンスタンドを利用することです。
スタッフが給油を行ってくれるフルサービスのガソリンスタンドとは異なり、セルフサービスのガソリンスタンドは給油に関わる作業をすべて自身で行わなければなりません。また、スタッフによるウインドウの拭き上げサービスなども原則としてありません。
一方、セルフサービスのガソリンスタンドは、フルサービスのものに対してスタッフの人数などを少なくすることができるため、その人件費などの分を上乗せしなければならないようなこともなく、ガソリン価格も低い傾向があります。
一般的には、フルサービスのガソリンスタンドに対して3〜5円ほど安くなっているケースが多いようです。月に一回、50Lのガソリンを給油する人の場合、月に150円〜250円、年間では1800円~3000円の節約をすることができます。
2. 深夜割引を利用(1Lあたり1〜3円程度安)
ガソリンスタンドによっては、1Lあたり1~3円ほど安くなるセールを定期的に行っていることがあります。
そのなかでも多いのが深夜割引です。割引時間はガソリンスタンドによっても様々。22時~7時までなど、比較的長い時間セールを行っている場合もあるため、通勤時などにチェックしてみるとよいかもしれません。
3. ガソリンスタンド会員になる(1Lあたり1〜3円程度安)
頻繁に通うガソリンスタンドがあるなら、会員になることも検討するとよいでしょう。
割引内容はガソリンスタンドの運営会社によって異なりますが、会員割引によって1Lあたり1~3円程度安く入れることができるようです。
また、定期的にセール情報を発信するメルマガやLINEなどが届くこともあるため、お得な情報をいち早く手に入れることができます。
4. 提携クレジットカードを利用(1Lあたり10円以上安の場合も)
ガソリンスタンド会社が発行しているものなど、ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを使ってみるのもおすすめです。
そのクレジットカードで支払うと、ガソリンが割引価格で入れられることもあるのはもちろん、一定回数以上の利用で年会費が無料になったり、利用料金によって割引価格がさらに大きくなったりするなど、さまざまな特典があります。
クレジットカードの作成は、値引き額は最大で1Lあたり10円以上におよぶものもあるなど、最も割引額が大きくなる方法のひとつです。クレジットカード会社のポイントも貯まるため、さらにお得感が増すのも魅力です。
●サービスエリアやインターチェンジ付近は要注意(1Lあたり5~10円程度高)
ガソリンを安く給油したいのに、反対に高くついてしまった…ということもあるのが、サービスエリアやインターチェンジ付近などのガソリンスタンドでの給油です。
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、一般道のガソリンスタンドよりも1Lあたり5~10円程度高いことも珍しくありません。また、一般道にあるガソリンスタンドでも、インターチェンジ付近にあるものも割高な傾向が多いため、高速道路を利用する予定があるなら、早めに一般道路にあるガソリンスタンドで給油することをおすすめします。
ガソリンを安く入れる方法はいくつかあります。必要に応じて、複数の方法をあわせて利用するとよいでしょう。
(鈴木 僚太[ピーコックブルー])